未来への取り組み

責任ある3Rの実践

パッケージを取り扱う会社である以上、私たち芳川紙業を含む業界全体には地球環境問題への有効な対応という社会的な責任があります。これはすでに業界全体に共通する認識となっており、環境問題への配慮なくしては企業ブランドの確立はおろか競争力をも失ってしまうという段階にきています。

芳川紙業は環境問題への対応として全社的な3Rへの取り組みを推進しておりますが、これらの取り組みを分かりやすく、目に見える形で発信していくことも重要であると考えています。

例えば、使用する段ボールパッケージの軽量化を進めるにあたって、それがいったいどれだけのCO2を削減したのか?

その削減量は具体的にどれだけの排出量に相当するのか? これらを「見える化」することで、CO2削減効果を正確に検証し、有効性あるものとします。

単なるスローガンやアピールだけでなく、結果の見える取り組み、責任ある取り組みを。芳川紙業の3Rは、社会的な責任を果たすための3Rです。

成熟産業における「必要とされる会社」とは

段ボールや印刷紙器などの紙製品業界は、すでに成熟産業に分類されます。 成熟産業というのは、言い換えると新たな高度成長が見込めない業界でもあります。 その中で芳川紙業は「必要とされる会社」を目指しています。 現場では、実際のお取引とは直接の関係がない件について、お客様から提案や相談を求められることがあります。これは芳川紙業がお客様から必要とされている証拠であるとして、最善のご提案やお答えをいたしております。

「新しいことをする」だけでなく、「何か違うことをする」―。

成熟産業の中で自分たちに何が出来るかという問いに対する、芳川紙業の答えです。

芳川ブランドを、「作る」から「創る」へ

お客様から求められるものをお届けする。
これまで、紙製品に求められてきたことです。
しかし、ご要望に応じたものを作るだけではなく、自分たちで新しい付加価値を生み出す製品づくりを始めています。

さまざまなアイデアを実際の形にする企画開発をはじめとする取り組みは、これからの芳川紙業が、単なる「作る」から「創る」という分野にチャレンジするという姿勢に基づくものです。
企画開発という最初の工程から、製品の納品という最後の工程まで。

これからの芳川紙業は、紙製品の全工程を担うメーカーとして歩んでまいります。

無限の可能性を追求して

私たち芳川紙業のベースにあるのは、「パッケージ」「包装」です。しかしながら、「パッケージ」「包装」のキーワードだけで芳川紙業を成長させていくのは、大変難しい時代になってきました。

「包装」というのはあらゆる産業で必要とされていることで、そこに目を向けて私たちも成長してきました。今後は、包装業界ゆえの多方面に渡る業種業界との結びつきをより強固にし、またこれからの新しい業種業界への進出を通して、企業の成長に舵を切る必要が出てきました。そこにはアイデアの今までにないような化学反応を起こす組み合わせが必要になってきます。

今までのパッケージや包装のカテゴリーの中で培ってきたアイデア発想や構築を、新しい分野で生かすことができます。そこには無限の可能性があると考えています。

世の中に認知されていない素晴らしい技術とアイデアがまだまだあります。 当社はその技術とアイデアを活かした製品を皆様にお届けする会社でありたいと思います。